
アカネとは!
アカネは、シャム柘とも呼ばれています。
東南アジア産の木で、柘という漢字の名前ですが、実際は、ツゲ科の木ではなくて、
アカネ科ですので、ツゲではありません。
ですので、アカネとツゲは、別の種類の木ですが、アカネの外見は、ツゲと似ています。
ですので、アカネの木目や色は、ツゲと同様に、
とても美しいと思います。
また、アカネは、高温多湿の環境で生育しますので、成長が早くて、水分が多いです。
ですので、アカネは、本柘(日本産のツゲ)よりも、柔らかいです。
また、アカネは、ツゲよりも、安価です。
また、アカネは、大きめのサイズの印鑑に使用する場合は、割れやすくなるので、
大きな角印などには、不向きです。
ところで、アカネと似た印材に、薩摩本柘があります。
アカネと薩摩本柘では、外見がとても似ていますので、
見分けるのが難しいと思いますが、
それらを比較すると、アカネの方が、薩摩本柘よりも、
わずかに、色が赤っぽく、また、濃いです。

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